素材について

●綿、コットン
肌に直接触れる衣類やタオルなどに最も多く使われている繊維。肌触りがよく、丈夫で、吸水性、保温性、耐熱性、防暑性、耐洗濯性に優れていて扱いやすい。染色しやすい反面、汗や水や日光により色落ちしやすく、縮んだりしわになりやすいので注意。
●オーガニックコットン(有機栽培綿)
3年間農薬や化学肥料を使わない農地において農薬や化学肥料を使わずに栽培された綿。オーガニックコットンの製品の多くは、綿を収穫した後、製品になるまでの様々な加工工程でも化学薬品などの使用を最小限に減らして製造される。自然のままの風合いを残していることが多く、化学物質に敏感な人に適しているといわれている。汗や日光や蛍光灯による色落ちがあり、洗濯時は乾燥機や蛍光洗剤の使用は避ける。
※栽培時から製造段階においても地球環境によい。
●絹、シルク
蚕の繭からとれる繊維。天然繊維の中では最も細く強いので、薄くて軽く柔らかい布ができる。吸放湿性、通気性が高く、肌触りがなめらかで上品な光沢もあり、高級おしゃれ着や肌着の素材に多く使われる。日光で黄変したり、変色やしみ、虫に食われやすいので、家庭での洗濯や保管など取り扱いには注意が必要。
●麻、リネン
亜麻(あま・リネン)、苧麻(ちょま・ラミー)の茎からとれる繊維。強度、耐久性に富み、水に濡れるとさらに強度が増し洗濯に強い。リネン類といえば、シーツ、ナプキン、テーブルクロスなどのベッドやテーブル回り用品の総称で人気が高い。綿より吸水性が高く水分蒸発も早く、涼感、肌触りのよさ、シャリ感が特徴で、夏物衣類に多く使われる。日光や汗や洗濯による変退色がおこりやすく、着用や洗濯での摩擦による毛羽立ち(白化)やシワになりやすい。
●毛、ウール
羊からとれる繊維。アルパカ、アンゴラ、カシミア、キャメルの高級繊維もウールの一種。保温性が高く湿度調整ができ撥水性もあるので、冬物衣類に多く使われる。また、弾力性、難燃性に優れ、高級カーペットやカーテンなどにも使用される。染料となじみがよく色落ちしにくい。虫に食われやすく水により縮みやすいので、洗濯や保管には注意が必要。
●羽毛、ダウン
羽毛はダウンまたはダウンフェザーとも言われ、鳥の胸からとれる小さく柔らかな毛。空気のように超軽量で保温性に大変優れている。フェザーは鳥の羽のことで硬質の軸があり羽毛(ダウン)とは区別されているが、言葉は混用されることも多い。羽毛、羽根とも軽く保温性に優れ、衣類や寝具の中綿として利用される。洗濯や保管などの取り扱いには注意が必要。
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